2025年2月12日 東京ビッグサイトで瀬兵窯が新作「HAKEMAKIシリーズ」発表

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佐賀県伊万里市の窯元・瀬兵窯(せひょうがま)が、2025年2月12日から14日に東京ビッグサイトで開催される東京インターナショナル・ギフト・ショー春2025の「LIFE×DESIGN」内企画展「ACTIVE CREATORS」に初出展します。

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この場で瀬兵窯は、新作となる「HAKEMAKIシリーズ」の陶磁器製食器とアクセサリー(ペンダント)を発表します。

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伝統的な伊万里鍋島焼の窯元が東京の大型見本市に登場し、新作を披露する試みは、工芸業界でも注目を集めています。

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HAKEMAKIシリーズの特徴と見どころ

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HAKEMAKIシリーズは、瀬兵窯が大切にしてきた「自然の中の美しさ・素材感」を表現した意欲作です。職人が釉薬を一筆ずつ刷毛で塗り、刷毛目模様を浮かび上がらせる独自技法で仕上げられており、鮮やかな色彩と温かみのある風合いが魅力となっています。シリーズに含まれる器やペンダントには以下のような特徴があります。

  • 料理を引き立てるデザイン:鮮やかな色彩と洗練されたデザインで料理が一層映える器となっています。
  • 日常使いの機能性:食器洗浄機や電子レンジにも対応しており、日常使いしやすい機能性を備えています。
  • 軽量で扱いやすい:薄手で軽く設計されているため、手に取りやすく扱いやすい点も特徴です。
  • 自然素材の風合い:天然素材の持つ温かみを活かしつつ上質感も兼ね備えた仕上がりで、高級感と素朴さが調和しています。

さらに、同シリーズの陶磁器製「ORIENTAL-Pendant」にも注目です。職人の手作業による世界に一つだけのペンダントで、青磁・鳶色(とびいろ)・シルバー・パープル・プラチナ・ゴールド・グリーンという計7色のカラーバリエーションが展開されています。軽やかな着け心地になるよう配慮した軽量設計で、日常のアクセサリーとして気軽に身に着けられるようになっています。伝統技術から生まれたアクセサリーという点でも、新シリーズの幅広い魅力が感じられます。

窯元の背景と新たな挑戦

瀬兵窯は1924年(大正13年)創業の歴史ある窯元で、伊万里鍋島焼の伝統と技術を受け継ぎながら現代の暮らしに合う磁器制作に取り組んできました。創業者・瀬戸口兵次以来、先代から受け継いだ「自然との調和」という理念のもと、あえて原料を精製しすぎない製法で白磁本来の自然な白さや風合いを引き出し、環境に優しい調和の取れたものづくりを心掛けています。こうした背景から、生まれ育った自然への敬意を込めた製品づくりが瀬兵窯の特色となっています。

今回、伝統工芸の窯元がギフト・ショーというデザイン志向の見本市に初出展するのは、自社製品を新たな市場へアピールする挑戦でもあります。生活雑貨やインテリアのプロが集まる場で最新作を発表することで、従来の陶磁器ファンだけでなく若い世代や国内外のバイヤーにも伊万里焼の魅力を届ける狙いがあります。機能性とデザイン性を両立したHAKEMAKIシリーズは、伝統工芸を現代のライフスタイルに取り入れてもらうための橋渡しとなるでしょう。瀬兵窯の東京での新作発表は、地域の伝統工芸が新たな舞台で輝く好例として期待されています。

公式http://imariyaki.jp
住所 佐賀県伊万里市大川内町丙1964番地
電話番号0955-23-2749
10,000円〜
送料無料